24Dec
入れ歯の製作を考えられている方は、まず気になるのがお値段かもしれません。
初めて入れ歯を作られる方は、いったいどれくらいの予算を準備すれば良いのか、まったく見当もつかないという不安でいっぱいになってしまうのも当然のことですよね。
当院のサイトでは、料金表や費用例を掲載していますので、詳しくはそちらを参考になさって下さい。
どんな入れ歯を作るかによって値段には幅が出て来ますので、まずは内容を納得されることが一番でしょう。
入れ歯の値段を理解するのは、まず入れ歯がどのような構造になっているかを理解されるのが良いと思います。
入れ歯には基本の土台となる部分があり、それにプラスしてコバルトやチタン、ゴールドやメッシュなどの金属床を乗せることになります。
これが基本となり、土台の費用と、それぞれの金属床の費用とがかかります。
もしこの基本ベースに審美仕上げやクッション仕上げなどをプラスされる場合はオプションとなり、それぞれの費用が上乗せされます。
見た目を自然に仕上げたり、バネを無くしたり、床を小さくしたりといったカスタム仕様ですね。
製作するのが上の床なのか下の床なのか、目に見えるところなのか目立たないところなのか、いろいろな入れ歯の条件によってパーツを組み合わせることで、必要な要素を最低限の値段で組み立てることも出来ます。
自由に笑って、自由に食べて、自由におしゃべりが出来るようにするのが入れ歯の目的ですから、是非ご本人が納得出来る入れ歯を作りたいですね。
入れ歯には保険治療によるものと自由診療によるものとがありますが、保険治療には手順や材料に大きな制限がありますので、思ったような結果が得られないことが多いのが難点です。
もちろん予算的には保険治療のほうがずっと安価ですから、経済的な負担は軽くなります。
でも、口元がコンプレックスになって生活の質が下がってしまったり、楽しい生活が送れなくなったりするようでは、何より人生がもったいないですよね。
予算の面を検討する際には、是非医療費控除についての知識も持っておいて下さい。
医療費控除とは、自分や扶養する家族のために払った医療費のうち、年間10万円以上かかった場合に所得税の一部が払い戻される仕組みです。
確定申告時や年末調整で還付申請をする必要がありますが、入れ歯の自由診療も対象となりますので、記録を取っておいてください。
所得金額が200万円までの方は、所得の5%を超えた場合に申告することが出来ます。
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