5Mar
入れ歯というとシニア世代になってからというイメージはありませんか?しかし、10代でも入れ歯になってしまう人は存在します。もちろん、健康な歯や歯茎なら、この年代で入れ歯になってしまうことはありませんが、どんな理由で入れ歯になるのでしょうか?若い世代の歯の悩みの中でも、入れ歯はなかなか他人には相談しにくいものですよね。そこで、10代で入れ歯になってしまう理由をいくつかご紹介します。
1つ目の理由には、虫歯を放置したことが挙げられます。6か月に1度きちんと歯科検診を受けていれば、入れ歯にしなければいけないほど虫歯を放置してしまうことはありませんが、虫歯ができていても自覚症状がなくて歯医者に行かなかったり、自覚症状があっても我慢したりして適切な治療を受けなければ虫歯はどんどん進行します。進行すると、やがては神経に到達して重症化し、歯の根っこを治療しても根治できないほどになってしまうのです。歯の神経を治療できなくなれば抜歯が必要となり、残念ながら入れ歯という選択肢しかなくなってしまいますね。
2つ目の理由は、歯磨きをしなかったために歯周病が進行してしまうという場合が挙げられます。まったく歯磨きをしないだけではなく、していても磨き方が悪いと歯垢や歯石が歯茎の内側に蓄積し歯周病となります。歯周病は歯科医院で治療することが可能ですが、治療を受けなければどんどん進行し、それを支えている骨が溶けて自然に歯が抜けてしまう事態になりかねません。歯が抜けてしまうと食事ができないため、入れ歯を入れて対応することになりますね。
3つ目の理由は、10代という年齢はまだ成長途中にあるため、インプラントという選択肢を選ぶことができないという点にあります。例えば事故で歯を失ってしまった場合でも、20代以降なら口の中の成長はもう止まっているのでインプラントという選択肢がありますが、10代は残念ながらその選択肢はありません。そのため、大人ならインプラントという選択ができる場合でも、10代という年齢のために入れ歯を選択しなければいけないことはあります。
こうした若い世代の歯の悩みは、一人でクヨクヨしていても解決することは難しいでしょう。埼玉県浦和にある当院なら、一人一人の悩みに耳を傾け、最適な治療法及び解決法をご提案させていただくことができます。当院には、虫歯や歯周病、矯正治療、小児、補綴などにおいて複数の専門スタッフがおりますので、患者様に合わせてピッタリの治療を提供させていただきます。是非お気軽にご相談くださいね。
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