埼玉県さいたま市入れ歯専門歯科医院|くろさき歯科

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入れ歯環境(口内健康)と健康寿命

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誰でも健康で長生きしたいはずです。健康と長寿には食事が大きくかかわってきます。食は命を支える基本です。その基本がおろそかになると、健康を害し、寿命を縮めてしまいます。

健康と食事の関係

動物の場合は、歯を失ってしまうとエサを食べることができなくなるので、歯がなくなることは、直接「死」を意味します。人間の場合は、歯周病や虫歯で歯を失っても、入れ歯を使って健康な生活をおくるために欠かせない栄養を摂取することができます。ですが、入れ歯が合わなくてよく噛めない、痛くて固いものが食べられないとなると、歯ごたえのある肉や繊維質の野菜などを食べる機会が減ってしまい、ビタミンやタンパク質が欠乏してしまいます。

栄養バランスが偏ると、免疫力が低下して、さまざまな病気を引き起こしかねません。また、柔らかいものばかり食べるようになると、麺類やパン、ご飯など炭水化物を多く取り過ぎる傾向が見られます。炭水化物は適量ならばエネルギーになるので良いのですが、摂り過ぎは肥満のもとになります。また、しっかり噛む力がなくなると、体にも力が入りにくくなります。その結果、運動不足になり、血流が悪くなります。また、噛むことが少なくなると、認知症になりやすい傾向もみられます。

健康で長生きするためにできること

健康でいるためには、栄養バランスのよい食事をしっかりとる必要があります。ですから、口内ケアは必須です。虫歯や歯周病を予防することが大切です。歯磨きを丁寧にし、マウスウォッシュや歯間ブラシなども使ってきちんとケアしましょう。また、定期的に歯科医を受診し、歯垢を除去したり、虫歯がないかチェックすることも大切です。高齢期の入れ歯問題もあります。自分の口内に合った入れ歯を使って、しっかりと噛みましょう。入れ歯のお手入れも忘れずになさってください。

入れ歯のお手入れを怠ると、入れ歯に歯垢、歯石が付着しやすくなり、歯周病の原因となります。また。部分入れ歯をされている場合は、クラスプ(入れ歯を固定するために残っている歯にひっかけるバネ)がかかっている歯が虫歯になる恐れがあります。毎食後、就寝前、きちんとケアしましょう。

お口の状態は、加齢や他の要因で変化します。入れ歯が合わなくなってきたなと感じたら、すぐにご相談ください。入れ歯があたって歯茎が痛い、入れ歯がぐらぐらする、あるいは外れやすいなど、気になることがあれば早めの受診をおすすめします。入れ歯で快適に食事をするために、お手入れだけでなく、定期健診も欠かさず受けると良いでしょう。

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