14Nov
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入れ歯のお手入れはさいたま市のくろさき歯科へ
歯科診療にも「保険診療」と「自由診療」があるのは知るところではあると思いますが、入れ歯にも保険診療以外に「自由診療」で作成できるものがあります。勿論全額自費になるため保険診療と比べるとかなり値段は高額になりますが、それに見合うだけの質が高く使い心地の良い入歯を作ることができます。
自由診療でできる入れ歯とは
例えば部分入歯の場合、クラスプ(残っている歯にかけるバネ)の部分は金属ですが、自由診療の部分入歯であれば金属ではなくナイロン系などを使用した「ノンクラスプデンチャー」にすることができます。ノンクラスプデンチャーであれば金属の色を気にする必要がありませんし、金属アレルギーやレジンアレルギーの心配もありません。また総入歯の場合、保険診療のものであればレジン床を使用しますが、自由診療のものなら金合金やチタンなどの金属を使用できるため、強度や耐久性に優れ、かつ違和感なく使用することができます。
自宅でできる入れ歯のお手入れ方法
また保険診療にせよ自由診療にせよ、入れ歯はきちんとご自身でもメンテナンスする必要があります。毎日自分でできる入れ歯のお手入れ方法は2ステップ。まずは入歯専用ブラシで丁寧に汚れを取り除き、次に入歯洗浄剤に漬けて真菌や細菌の繁殖を防ぎます。もし余裕があるなら入歯洗浄剤に漬けた後更にブラシで擦り洗いしましょう。ただ、毎日自分でお手入れしていてもどうしても除ききれない汚れが徐々に溜まっていきますし、いつも噛み合わせているため徐々にすり減ってきたり使用するうちに変形したりお口の形状が変化して合わなくなったりします。問題ないように思えても、定期的に歯科医院でメンテナンスすることをお勧めします。
歯科医院でできる入れ歯のお手入れ
歯科医院では、まず残っている歯全てを1本ずつチェックし、虫歯・歯周病がないかを確認してからスケーリングと呼ばれる歯石の除去を行います。入れ歯は洗浄機にかけ、綺麗に磨いてから壊れている部分はないか丁寧にチェックします。噛み合わせをチェックして問題がなければそのまま続けて使用できます。一方摩耗などによって噛み合わせが悪くなってしまっているなら作り替える必要がありますが、入歯を丸ごと作り替えなくても人工歯だけ取り換えることも可能ですから、費用のことはあまり気にしすぎず早めに歯科医師に診てもらうことをお勧めします。さいたま市のくろさき歯科医院でも、入れ歯のメンテナンスを随時受け付けていますのでいつでも自由にご相談いただけます。質の良い入れ歯を定期的にきちんとメンテナンスに出せば作り替えの必要も殆どなくなりますから、結果的に安くつくことになるかもしれません。
入れ歯のお手入れのお値段
入れ歯を作るときやその後のメンテナンスで一番気になるのは、その費用、お値段ですよね。入れ歯にも保険診療内のものと自由診療のものとがあり、保険診療内のものであれば素材や作り方は一律なので当然値段も一律、一方の自由診療であればその素材の種類や作り方の選択肢は広く、それだけ値段にも差が出てきます。
入れ歯の作成にかかる費用
部分入れ歯の場合、保険適用のものであれば素材はアクリルレジン、残っている歯に引っ掛けるバネ(クラスプ)は金属になります。失われた歯の数によって費用は異なりますが、3割負担で大体5000~2万円と計算しておくと良いでしょう。一方自由診療の場合の部分入歯の1つにクラスプの金属部分をなくし床を延長して歯にかけることで安定を図る構造になっている「ノンクラスプデンチャー」がありますが、これでおよそ15~30万円。クラスプの部分が白い樹脂で作られている「ホワイトクラスプ」はクラスプ1つが2~3万円なので、歯の欠損数によって5~15万円ほどとなります。
また部分入れ歯、総入歯ともに床部分をレジンではなくチタンなどの金属で作る場合も自由診療となります。保険診療内の総入歯であれば費用は1万~15000円ほどになりますが、この床部分を自由診療で作るとするとおよそ40~80万円ほどとなります(金属の種類によって値段に違いがあります)。更には「コンフォートシリーズ」と呼ばれる歯茎に当たる部分に柔らかいクッションを置く方法もあります。これはコンフォートの商品によって約10万~40万円とかなり価格に開きがあります。
入れ歯の手入れにかかる費用
では入れ歯のお手入れにかかる費用はというと、これは保険診療のものか自由診療のものかに関わらず3~6ヶ月に一度、歯科医院で専門家によってメンテナンスしてもらう必要があり、通常のメンテナンスであれば殆ど値段に差はありません。ただ破損や摩耗した場合など部分的にであれ作り替える必要がでれば、やはり自由診療のものの方が高くなってしまうでしょう。ただし保険診療の入れ歯は摩耗しやすいのに対し、自由診療の入れ歯は固い金属やセラミックで作ることができるため摩耗も少なく耐久性に優れ、長持ちします。つまり最初の作成費用は高くても修理の必要性が低くなるため、自由診療の入れ歯は結果的にコストパフォーマンスが良くなる可能性が高いのです。さいたま市で自由診療の入れ歯の作成やそのメンテナンスを考えている人は、くろさき歯科医院にご相談ください。
入れ歯のお手入れ さいたま市で平日20時まで診療
特に年配の方ほど「昔から通っている歯科医院」にそのまま通い続ける人が多いのですが、何となくその歯科医の対応に不安や不満を感じるのであれば無理に通い続ける必要はありません。生きるのに必要不可欠な歯の機能を取り戻すため入れ歯を作ったりそのお手入れをしたりするためであれば、尚のこと。満足のいく仕事をしてくれる、信頼できる歯科医を選ぶ必要があるでしょう。
義歯を専門とする歯科医
信頼できる良い歯科医の条件としては、まず入れ歯に関する豊富な知識と実績を持っている医師であることが第一。義歯に関する素材や生理学的知識が豊富であり、同時に長年の経験から得た技術、勘もあれば言うことなしなのですが、今のところそのような義歯専門医というのはそれほど多くはありません。その歯科医院のホームページを見て専門が「義歯床補綴」とあればそのような数少ない義歯専門医と判断できます。
義歯を専門とする歯科医のホームページであれば、おそらく入れ歯に関する様々な情報も分かりやすく掲載していると思われます。また歯科技工士が在中しているかどうかもホームページで確かめておきましょう。入れ歯は常に細かい調整が必要になるからです。
患者様の気持ちに寄り添える歯科医
また名医とは、単に知識や技術が豊富な医師というだけではありません。何より患者の気持ちを尊重し不安を取り除き納得するまでとことん付き合ってくれる歯科医師であることが大切。従って、問診の際に殆ど患者の話も聞かず説明もせずすぐに治療に入ろうとする医師はNGですよね。説明が専門用語ばかりで結局何を言っているのか患者がよく分からない場合も、説明していることにはなりませんね。逆に分からないことがあれば「○○って何ですか?」と尋ねやすい雰囲気の歯科医や、説明後に「何か不安な点はありますか?」と尋ねてくれる歯科医は安心できますね。そのような医院は、治療中に不安に感じた場合でもそれを伝えやすいですし満足がいくまで何度でも調整してくれるはずです。勿論費用面でも最初から明確に説明し、できる限り患者の希望に沿えるよう考えてくれる医師は信頼できます。患者様のお口の中の状態によっては自由診療の義歯の方が良い場合もありますが、その際にも何故なのか、メンテナンスも含め値段はどれくらいになるかをしっかり説明してくれる歯科医を選びましょう。
通いやすい歯科医院
これらの条件に加えて、入れ歯の治療は調整やお手入れで何度も通うことになるため、距離や診療時間的に通いやすければベストですね。さいたま市のくろさき歯科医院では平日20時まで診療を受けつけていますので、仕事帰りなどに寄りやすく、多くの方にご来院いただいております。
入れ歯専門歯科でのお手入れ
入歯の作成にお勧めの歯科医院とは
義歯の作成や調整、お手入れなどは殆どの歯科医院で対応していますが、違和感なく使えて見た目にも満足できる、自分にピッタリの義歯を一生使い続けたいなら、「入れ歯専門歯科」での治療がお勧めです。あるいは義歯の専門歯科医が対応してくれる歯科医院でも良いですね。歯科医院のホームページに「義歯床補綴」とあればそれは歯科大学で入れ歯治療を専攻した歯科医ということなので、1つの目安になるかと思います。またそのような歯科医院には義歯専門技工士も常駐しているはずです。技工士が常駐していればその道のプロが患者1人1人の口を見てその人が持つ特有の口の形状に合った義歯を作成してもらえます。作成後、使用しているうちに割れてしまったなど修理が必要になった場合でも短時間で修理・調整が可能です。
自宅で行う入れ歯のメンテナンス
勿論、作ってもらった義歯をどれだけ長持ちさせられるかは、日々の自宅でのお手入れと3ヶ月に1回の歯科医院でのメンテナンスにかかっています。まず自宅でのお手入れですが、食後歯ブラシで洗浄する際、時々義歯を口に装着したまま歯磨きをする人がいます。しかしそれでは義歯にも自分の歯にも磨き残しができ、入れ歯には汚れが溜まってしまい不快なニオイが発生しやすくなりますし、自分の歯には虫歯や歯周病、義歯性口内炎などが起こってしまいます。従って歯磨きは毎回必ず入れ歯を外して行い、義歯の方は入れ歯専用歯ブラシで食べかすを取り除くようにしましょう。この時歯磨き粉を使わず、水でキレイにすすぐようにしてください。就寝前には洗浄剤を溶かした水に入れ歯を漬け、見えない汚れをしっかり除去し真菌や細菌の発生を防ぎます。
歯科医院で行う入れ歯のメンテナンス
入れ歯専門歯科でのメンテナンスにおいては、義歯を専門機器で洗浄した後、どこか不備がないかを丁寧にチェックします。一方で残っている歯は歯垢や歯石をスケーリングによって除去し、患者の要望に応じてフッ素を塗布します。噛み合わせも確認し、特に問題がなければブラッシング指導をして終了となります。特に部分入れ歯の場合、クラスプをかける歯がダメになると義歯自体をもう一度作りかえなければならなくなってしまいますから、できるだけそのような事態を避けるためにも定期検診を受けるようにしましょう。さいたま市のくろさき歯科医院では義歯の修理・メンテナンスだけで一生その義歯を使い続けることができるよう、質の良い入れ歯を作成し適切なお手入れの指導と定期検診を提供しております。保険診療・自由診療に関わらず定期検診は同じお値段になりますから、お気軽にご相談ください。
入れ歯の名医は入れ歯の手入れも重視します
自分の口にピッタリ合った入れ歯を作ることは勿論大切ですが、その状態を長く保つためには手入れも非常に大切です。これは部分入れ歯、総入れ歯に関係なく言えることです。
入れ歯のメンテナンスの必要性
部分入れ歯の手入れを怠っていると、入れ歯と残っている歯の境目やクラスプ部分などに食べかすや歯垢が溜まりやすく、それが口臭の原因になるだけでなく細菌の温床となって残っている歯が虫歯や歯周病になってしまいます。残っている歯が虫歯や歯周病になってしまうと、その進行具合によっては抜歯せざるを得ずそうなると義歯をまた一から作り直さなければならなくなってしまいます。
また総入歯の場合でも、きちんと手入れをせず不衛生な状態にあるとそこにカンジダ菌が増殖し、口内だけでなく全身に影響を及ぼす危険性もありますし、総入歯は最初はピッタリ合っていても使っている間に顎の骨が痩せてくるなどして入れ歯と歯茎の間に隙間ができていきます。そうなると単に使いづらくなるだけでなく隙間に食べ物が入り込んで噛むと痛みが出てしまいます。こうして義歯が合わなくなると使わずに食事をしたくなりますが、そうするとよく噛めないため胃腸に負担をかけてしまいますし、噛まないと唾液の分泌も減る為余計に口内が乾燥して細菌が繁殖しやすくなるという悪循環に陥ってしまいます。加えて噛まないと脳の活性化に影響を与えてしまい、認知症などの症状を引き起こす可能性も示唆されだしていますね。噛むことができなくなり流動食になってしまった高齢者の多くが見る見るうちに衰弱されるというのは珍しくありませんが、これは脳の活性化への影響と、また食べるという楽しみを奪われると感じることで精神的にも衰弱してしまうことが原因であるとも言われているのです。
歯科医院でできる入れ歯のメンテナンス
従って、部分入れ歯、総入歯に関わりなく、入れ歯は毎日の手入れと歯科医院での定期的なメンテナンスが不可欠なのです。歯科医院でのメンテナンスは、できれば1ヶ月に1度行うのがお勧めで、部分入れ歯の方であれば残っている歯の検診と歯石除去などのメンテナンス、そして義歯の洗浄とクラスプに緩みがないか、義歯と歯茎が擦れて傷や口内炎ができていないかなどをチェックし、咬合調整を行います。調整が必要となってもその値段は保険適用のものなら約300~1000円程度です。一方総入れ歯の場合は、義歯の洗浄と口内のフィット感、噛み合わせ、歯茎の状態などを調べて快適に使用できるよう調整します。さいたま市のくろさき歯科医院でも、義歯の定期的なメンテナンスをお勧めしています。長く快適に使い続けるために是非メンテナンスを怠らないようにしてください。
さいたま市くろさき歯科での入れ歯手入れの値段
当院さいたま市のくろさき歯科医院では、今のところ数少ない入れ歯専門歯科を設置しています。入れ歯専門、それも自由診療の義歯と聞くとそれだけ値段も高くなるのではと心配される方もいらっしゃることと思いますので、ここではさいたま市くろさき歯科での入れ歯の作成と調整にかかる値段を大まかにご説明いたします。
自由診療の義歯にかかる費用の概算
自由診療でできる義歯は種類が多く、それぞれのニーズに合わせて組み合わせることで本当に個人に合った義歯をオリジナルに作成することができるのですが、そのベースとなる基本費用は1床(上顎の歯あるいは下顎の歯)で、15万円。保険適用の場合は床部分にレジンを使用することになりますが、自由診療であればもっと耐久性のある金属を使用することができます。これがコバルトあるいはメッシュトルーティッシュであれば10万円、チタンなら20万円、ゴールドであれば50万円。更にオプションとして、見た目に美しくなるよう審美仕上げも行えます。例えば歯の質感を限りなく天然のものに近づけるのに、1本あたり2万円、歯茎の質感を自然なものに仕上げるのに5~20万円、バネなしなら5万円、白いバネにするなら4万円となります。装着性の良さを追求したいなら、床を小さくして顎を覆う部分を少なく仕上げるのに10~20万円、歯茎との間にクッションを置くシリコーン裏打ちなら5~15万円となります。
この価格から、上下の総入れ歯を作成する場合の費用例を考えてみましょう。上下の基本費用は15万×2=30万円。上下ともに床をコバルトにして20万円×2=40万円。上顎の歯茎の自然観を持たせるのに5万円、下顎をシリコーン裏打ちにして5万円。最後に咬合治療で20万円。つまり30万+40万+5万+5万+20万円=100万円ということになります。
自由診療の義歯を作るメリット
総入れ歯に100万円と聞くと、非常に高価に思えるかもしれません。しかしそれだけの品質があるためきちんと手入れしていれば保険診療内のものとは比較にならないくらいずっと長く使い続けることができるものです。自宅での毎日のお手入れの他に、3ヶ月に1度を目安に歯科医院でメンテナンスを行ってください。メンテナンスの費用はその内容によって異なりますが、メンテナンスを怠ったせいで新しく作り直さなければならなくなるよりずっと安価で済みますよね。また部分入歯をご使用の場合、入れ歯だけでなく残っている歯をメンテナンスすることで虫歯や歯周病など、新たなリスクを防ぐことができます。残っている歯のメンテナンスはスケーリングなど、保険適用内で行えますのでご安心ください。
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