11Jan
使える歯は残す、それが入れ歯 専門歯科医のポリシーです
人は年を重ねていくごとに、ひとつ、また一つと失い行くものが多くなっていくように感じると思います。
歯もまたしかり、口腔内や歯の環境か悪化していくというストレスは、意識をしている・いないに関わらず、心身へのダメージは予想しているよりも大きいものになりがちです。
残っているご自身の歯が少ない状態ではうまく物が噛めないばかりか、しゃべることも苦になってしまう方が多く、いやだけど仕方なく入れ歯を作るという流れになることが、入れ歯を作る最初の動機になる方が多いようです。
『入れ歯=年寄り』と他人から見られていると感じてしまうと、知らず知らずのうちに自分自身に対してもそう思いこんでしまうようで、重く暗い気持ちで初回の来院をされる方も数多く診察させていただいてきました。
今まで自分の歯の時は何でも食べる事ができたのに・・・。
笑顔で人と話す事ができていたのに・・・。
入れ歯に対する抵抗感やマイナスイメージから多くの方が気分的に落ち込んでしまうのですね。
「食べる」という事は人が生きていくために栄養素を取り入れる重要な行為ではあります。ただ、それだけの意味合いではなく、長い人生において優先順位の高い大きな楽しみとも言えるのです。
入れ歯専門歯科医として、「使える歯は残す、天然の歯に勝るものは無い」を信条とし、入れ歯専門歯科医としての使命を全うすべく診療にあたってまいりました。
残っているご自身の歯の数が多いほど、心も身体も健康でいられる確率は高くなります。
歯や・歯茎の状態が悪化するということは、歯や・歯茎のみの問題にとどまるのではなく、全身にも多大な影響を及ぼし、長期的に見れば癌や心臓病、脳梗塞等になる確率も高くなるという研究結果も発表されています。
ご自身の歯を失うことが認知症状を発症しやすくなる傾向があるという研究結果も発表されており、専門家や一般の方々にも情報の広がりをみせてきております。
特に喪失経験の多い世代でご自身の身体の機能の一部としての歯を失うこと、考える以上に心身に大きなダメージを受けてしまいます。
更には、食べる楽しみを奪われると感じる事は、心にとげが刺さったように、様々な場面でチクチクと痛みだすように精神的にダメージを与えることになります。
心と身体は密接に影響しあっており、医学的にも別々に切り分けて考える事は良策ではありません。
心が晴れやかな状態なら身体も元気な状態となる。患者様の全体像、生活の質の向上を図れるよう、入れ歯や口腔機能の向上のためサポートいたします。
入れ歯 専門歯科医としての治療
中高年の患者さんの多くは長い期間、歯科医による歯のケアを受けておらず、すでに虫歯や歯周病がかなり悪化した状態で痛みに耐えられず受診される方も少なくありません。
「とにかく痛みさえ何とかなれば治療はまた後々・・」そうなってしまうと結果、多くの歯を失ってしまう、または近い将来失ってしまうであろうことが予測されるケースがほとんどです。
歯は体の中で唯一、自己治癒能力がとどかない部分になります。痛みは体が不具合を伝えるシグナルです。その症状だけを抑えることができても元の原因を解決しなければ、問題は時間を追うごとに大きくなり次の時には手遅れとなってしまう可能性大なのです。
生きていくうえで絶対に必要な栄養を取り入れる入口の機関、お口の中も大切にしてほしいと、心から願ってやみません。
積極的な治療とは
消極的な治療をおこなうと、残っている歯に負担が集中し最終的には徐々に抜け落ちてしまうという状態に陥るというケースが多く見受けられます。
できる限り大切なご自身の歯を守り残すため、すでに悪くなってしまっている歯や根幹の治療を行い全顎的に歯の安定を図ります。
咬合がしっかりと安定してくれば、残っている歯への負担も軽減されてきます。
長期的に口腔内で機能する治療を行うという事が、入れ歯専門歯科医としての積極的な治療と考えております。
人生を生き生きと過ごすための「歯の治療」それを実現するために必要な治療につきましては、納得できるまで説明をさせていただきますのでご安心ください。
心も身体も健康 ! そして晴れやかな人生を送る。
入れ歯からお口の中のお悩みはお気軽に、入れ歯専門歯科医院くろさき歯科にご相談ください。
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