さいたま市にあるくろさき歯科は、数少ない入れ歯専門の歯科です。
院長は補綴認定医であり歯学博士で、雑誌などでも紹介されていますのでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。

院長が記事にしていたことがありますが、実は入れ歯はプラスチックではなく上あごに薄い金属を使うと食事をしっかり味わえるということがわかっています。
入れ歯の材料は大きく進歩していて、昔の入れ歯を使っていた人からは考えられないような変化をとげているのです。

実は、人間の口の中で上あごの面には食べ物の風味を脳へ伝える感覚器が集中しています。
ここが入れ歯のプラスチックで覆われてしまうことで、何を食べても味気のない、風味のなさが発生していたわけですね。
ここの部分がないものもありますが、強度の面ではやはり1枚面が欲しいところ。
そこで厚さが1mmにも満たない薄い金属でこの部分を作ることで、しっかり食事を楽しめる入れ歯が出来るのです。
プラスチック製の場合は厚さが3mm程度ありますので、これは大きな差ですね。
最近では極小の穴が無数に空いたメッシュ状の金属も使われているので、スープの味や熱をはっきり感じることも出来るようになっています。

口の中に金属を入れることは、昔から金属アレルギーなども心配される点でもあるのですが、やはりプラスチックよりも金属のほうが使える幅が拡がります。
肉が容易に噛み切れる入れ歯も金属加工によって可能ですから、ご希望の方は是非くろさき歯科へおっしゃってくださいね。